医療法人立命会 村上循環器科

院長挨拶

村上循環器科のホームページをご覧くださりありがとうございます。

 

(1)戦争には明確な意思をもって反対しています
 ロシアがウクライナ領に侵攻し戦争状態になったのが2022年2月のこと。2年が経過し、多くの命が奪われました。イスラエルとパレスチナの紛争も半年が経過し多くの民間人が犠牲になっています。戦争は始めることより「終わらせる」ことのほうが遥かに難しいとされていますが、関係者にはあらゆる知恵を尽くしていただき、無益な殺戮を一刻も早く終結させてほしいと願います。私たち医療人は、どんな理由があったとしても戦争には明確に反対しています。
(2)大規模災害は他人事ではありません 備えあれば憂いなし
 阪神淡路大震災が1995年、2004年中越地震、東日本大震災2011年、熊本地震2016年、北海道胆振東部沖地震2018年、今年1月には能登半島地震で多くの方が亡くなられました。日本は地震列島です。愛媛県では2002年に芸予地震で震度5強、2018年に西日本豪雨災害、今年4月17日深夜に愛南町や高知県宿毛は震度6弱の地震に見舞われました。日中の地震と異なり深夜の地震は情報を集めにくく、被害の全貌が把握できるのには時間がかかります。また日中に比べて避難に危険が伴います。今回の地震は揺れの持続時間が長かったので「南海トラフがついに来たか!」と予感した方も多かったのではないでしょう?まず落ち着いて信頼できる情報を集めること(今回の愛媛県の地震でも伊方原発に異常がないというのは信用できないという内容の情報が拡散されていたそうです)、普段決めた通りに避難(まず避難経路を決めておく作業と訓練が欠かせませんね)することが大切であると知りました。
(3)コロナ感染にはまだまだ注意が必要です
 4月になってインフルエンザは出なくなりました。今回の流行の始まりは昨年の8月ころからでしたので、半年を超える流行期間でした。私は医師になって約40年ですが、こんなインフルエンザは初めてでした(スペイン風邪と呼ばれる新型インフルエンザは終息に丸4年かかったそうです)。一方新型コロナは昨年に感染症法での分類が2類から5類に変わった後もあまり話題になりませんでした「感染第10波」が拡大しました。ようやく収束した模様ですが、それでも当院の発熱外来でも時々ですが陽性者が確認できており「しぶといな」と実感します。日常生活を取り戻しつつもTPOに応じたマスクの着用、手洗い・消毒の励行、換気など基本的な感染予防は欠かせません。とくに高齢者と何らかの接触のある人は常に高い意識をもって感染回避行動をお願いします。
(4)普段からの健康管理に「かかりつけ医」を
 愛媛県は、健康寿命の長さが最下位グループ、心不全での死亡率最下位を記録、特定健診の受診率ワースト2位、マイナ保険証の利用率ワースト2位など健康に関する数々の不名誉な記録を残しています。自覚症状がなくても日頃から健康診断を受け、ご自分の問題点を把握し、どんなことでも気軽に相談できる「かかりつけ医」を持つことをお勧めします。私の専門領域で言うと、高血圧・高脂血症・糖尿病などはほとんど自覚症状がないため放置しているかた、治療はしているものの目標には到達していない方が多いようです。
2024年5月1日

 
9:00~12:00 -
14:00~17:00 - - -

時間 / 午前 9:00~12:00 午後14:00~17:00

休診 / 木曜午後、土曜午後、日曜、祝祭日、年末年始、お盆、地方祭(10月7日)は休診致します。

保険証は毎月1回必ずご提示ください。

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